卒業とはじまり。

昨日は学生スタッフの卒業式でした。

2013年6月、こころ館創立記念シンポジウムにたまたま参加していたのが、当時1回生だった2人。その後何かと関わるようになって、気づいたらスタッフになっていたのがその年の秋。

それからの3年半はいろんなことがありました。


代表・副代表と学生2人で構成されていた、初期のこころ館。「心を遣う」ことの意味がわからず、意思の疎通もままならない。「心」についてのディスカッションで1日が終わることも多々ありました。


土日は両方、ミーティング。「そんなに行ってるの?」「効率悪くない?」「意識高い(笑)」と周りの人から言われながらも、休日が楽しみで仕方なかった日々。お昼に出る”まかない”が一人暮しの栄養源でした。


明け方まで準備が終わらない、出前授業。締切はことごとくギリギリ。いつも最後は泊まり込みで追い込み、白目になりながら考えるプログラムデザイン。精神力が鍛えられました。多少の無茶がきくようにもなりました。


他にも、
2度のカンボジア、

代表の大学院進学、
副代表の家の火事、

総力戦の卒論&修論。

いろんなことがありました。


たしかに効率は最悪だし、いつも遠回りを重ねてしまうけど、その地道なトライアンドエラーの経験が学生そして今のこころ館にきっと生きてると思います。

無事2人そろって卒業式を迎えられたことに感謝。

さようなら学生スタッフ。

4月からは、大阪と福岡でそれぞれ新生活が始まります。

▲大学構内にて。出会った瞬間に泣いてる代表&副代表。


▲大人からと学生から、お互いにサプライズで用意していたプレゼントが、名刺入れでかぶるという珍事。


〈後日談〉
そして一夜明けた今日、元学生スタッフは、社会人プロボノスタッフとして再スタートを切りました!切り替え早いぞこころ館!今後とも変わらず2人をよろしくお願いいたします♪

こころ館はぬかどこ。

一般社団法人こころ館(http://cocorokan.org/)のスタッフが綴る日々の記録など。お問い合わせはinfo@cocorokan.orgまで。