企業研修「自分の回避パターンを探ろう」

こころ館研究員の小川です！

先日６月６日は、株式会社ヒューマンフォーラム様でのリーダー研修にアシスタントとして参加させていただきました。

この研修は販売部門の若手リーダーを対象に、月に一度こころ館が担当させていただいております。

この研修も今回で3回目。

回を重ねるごとに場の空気が温まっていて、安心安全の空間になってきています！！

今回の研修では、過去から今に至るまでの自分を振り返り、自分の回避パターンを探っていきます。

まずはチャートを使って自分の人生を振り返っていただきます。

幸福度が高い時を山、低い時を谷とした曲線グラフを書いていきます。

その中でも注目するのは、グラフの一番高い山、一番深い谷、

それと【ターニングポイント】になった時の三箇所です。

その三箇所をさらに自分で分析して、“回避パターン”を探っていただきます。

回避パターンとは、普段の自分の行動や思考に見られる「癖（くせ）」のことです。人生の中で、特に「谷にいる時」や「谷から抜け出そうとする時」に見られることが多いこのパターン。こころ館が研究した回避パターン6種類の中から自分に当てはまるものを選んでもらいました。該当するパターンが2種類あるという方や、全部当てはまるという方も。

分析した内容は二人一組のインタビュー形式で発表。

一対一の対面方式ということもあってなのか、

話す側と聞く側との間に隔たりが感じられません。

皆さんどんどん話をすすめられていきます。

山の話が多い人、谷の話が多い人、

中には、大変つらい過去の話をされている方もいらっしゃいました。

ワーク終了後に、

「調子が悪い時の話をすることは勇気がいるけど話すとラクになった。」

「話しながら発散できた気がする。これから新しい日々が送れそう。」

などのご感想をお寄せいただきました。

ヒューマンフォーラム様は、

“こころを通わせる社員教育”を目指されている企業で普段から様々な研修をされています。

社員の皆様は自己開示が進んでおられる方が多く、

こころ館のワークも非常にオープンな状態で進んできています。

今回のインタビューワークでもオープンな状態であるのは勿論なのですが

ワークが終わると、静かに振り返る時間へと切り替わりました。

その中で、自然と湧き起こる笑い（もしくはツッコミ笑）には

”あたたかさ”があって、みなさん本当にいい顔をされています。

素敵な社員さん達だなぁ・・と改めて思いました。

次回の研修は７月！

スタッフ・おがわ